農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

新社長にローエ氏
《BASFアグロ》

ハンス・ヨアヒム・ローエ氏
ハンス・ヨアヒム・ローエ氏

 BASFアグロ(株)(ネイビン・マクドゥーガル社長、本社:東京都港区)はこのほど、12月1日付けで新社長に現BASFチャイナ(株)ファインケミカル本部長兼BASFビタミンカンパニー(株)ジェネラル・マネージャーのハンス・ヨアヒム・ローエ氏が就任することを明らかにした。
 この人事に伴い、現在、BASFアグロ(株)社長で、同時にBASF農業製品部門アジア・パシフィック地域グループ・バイス・プレジデントも兼任するネイビン・マクドゥーガル氏は、BASF農業製品部門のアジア・パシフィック地域グループ・バイス・プレジデントの専任となる。
 ローエ氏は、1965年7月26日生まれの39歳。国籍はドイツで、ドイツ語、英語、日本語を話す。1989年ドイツ商工会議所認定経済学スペシャリスト養成コース終了、1992年英国ヨーク大学(化学専攻)卒。
 世界の化学業界のリーディング・カンパニーであるBASFは、「持続可能な発展」の基本方針に則って企業活動を行っている。同社の製品群は化学品、プラスチック、高機能製品、農薬、ファインケミカルから原油や天然ガスに至るまで多岐にわたっている。2003年の売上高は、約330億ユーロ(約4兆4550億円)に上る。従業員数は、世界で約8万7000人。
 日本法人のBASFアグロ(株)は、ドイツBASFグループの農業製品部門に属し、農耕地・環境衛生におよぶ幅広い分野で、日本の地域特性や農業技術に合わせた農薬(除草剤、殺菌剤、殺虫剤)を提供する。研究拠点は田原(愛知県)に、生産拠点を郡山(福島県)におく。新規殺菌剤への期待は大きい。

(2004.10.12)


社団法人 農協協会
 
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-7-5 共済ビル Tel. 03-3261-0051 Fax. 03-3261-9778 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。