まもなく、長くじめじめした梅雨を終え、本格的な夏の到来を迎える。ハラダ製茶（株）（原田康社長＝静岡県島田市）が販売する抹茶入『水出し煎茶』は、さわやかなのどごしから人気が急上昇、また姉妹品の『冷水・お湯出し共用烏龍茶』も好評を博す。

　近年、お茶の消費形態は急速な変化を見せている。特に缶ドリンクの需要の伸びは著しく、さらにペットボトルによる販売もアウトドアから家庭内へと一層の拡大を見せている。

　緑茶に含まれる保健成分もこのところ話題となっており、無糖飲料として、また健康飲料として、若い女性から年配の方々まで、幅広い層への需要が今後もますます期待される状況だ。

　しかし、緑茶のデリケートな風味を保つのは大変難しく、各メーカーとも技術研究に力を注いでいるものの、自家製の水出し煎茶の味にはまだ及ばないのが現況であろう。

　この水出し煎茶を家庭で手軽に、しかも最高の風味で作れるのがハラダの『水出し煎茶』だ。リーフ緑茶のトップメーカーの技術を活かし、地元静岡産一番茶の深蒸茶に自家製の抹茶を加えたまろやかな味。美しい緑色、さわやかなのどごし、使い易い三角形のティーバッグ、長時間の鮮度保持、水でも本格的な風味が手軽に楽しめるのが特長。今年の夏も、〃涼〃はハラダの『水出し煎茶』で。

　一方、八大名茶の中にあって、日本で一番ポピュラーとなっているのが烏龍茶であろう。その烏龍茶を手軽に楽しめるようにしたのが、『水出し煎茶』と姉妹品となっているハラダの『冷水・お湯出し共用烏龍茶』であり、香り高いすっきりとした後味から好評を博している。

　脂肪の多い料理の後や、スポーツ・レジャーの後にぴったりのノンカロリー飲料となっているため、健康に気を使っている人にもお薦めしたい。