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新型精米装置を完成
21世紀のIT精米工場を実現
−佐竹製作所−

 

 株式会社佐竹製作所(代表・佐竹 覚 本社・東広島市西条西本町2−30)は、日本で最初に動力精米機を開発して以来、お米の栽培から食卓にのぼるまで全ての工程で研究開発を重ね、世界トップの食品産業総合企業として躍進を続けている。
 特に、近代的精米工場については、1960年に研削式精米機と摩擦式精米器を組み合わせた「コンパス精米装置」を開発し、これまで国内外とも、100%近い独占的シェアを占めている。

 サタケの「コンパス精米装置」はまさに、世界の精米業界に革命を起こしたと言えるが、そのサタケが再び精米の歴史を変える革新的な新型精米装置を開発した。
 「新型精米装置」の特長は、美味しい・安全・安心・健康をコンセプトにしおり、全く新しい消費者が求めている白米を生産供給することが出来る。また大幅な歩留と白度向上が得られる。

 最適な精米が行えるよう、サタケ独自に開発したSS値解析(原料米の物性を解析)データで、精米工程全体を制御管理するので、精米プラントに構成する事でその性能をフルに発揮する。

 昨今の米穀業界は、大変厳しい時代を迎えており、この状況から抜け出す一つの方法は、米の消費拡大を図ることだ。具体的には、消費者に美味しく安全で身体に良いご飯を提供する事が有効な手段となる。
 消費者が求めている白米を生産供給する事は、米穀業界の役目でもある。

 従来の白米と比較して、新型精米装置で構成した精米プラントにより生産した白米の特長は、次の通り。

1. 精米歩留が0.5から1.5%アップする。
2. 白さ(白度)は3ポイント以上上昇する。
3. 穀温の温度上昇は、10度以下となるため、うま味を損なわず、食味が3ポイント以上向上する。
4. ISO、HACCP、PACCPと言った思想を導入しており、衛生面、環境への配慮が十分なされており、健康に心配なく、安全で安心して食べれる。
5. 能力は、毎時1.5トン、3トン、4.5トン、6トン、9トンの5機種が品揃えしてある。



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