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果樹用の新規混合剤殺菌剤
『スイッチ顆粒水和剤』上市へ
― ノバルティス アグロ ―

 ノバルティス アグロ(株)(デニス・ターディ社長=東京港区)は、果樹用の新規殺菌剤『スイッチ顆粒水和剤』を、平成13年3月より市場投入していく。本剤は、二つの異なる作用性を持った化合物の混合により、予防効果と治療効果を兼ね備えた灰色かび病防除剤として登場した。
新規成分を含んでいるため、灰色かび病の耐性菌対策に大変有効と考えられている。また、ぶどうでは最近問題となっている晩腐病の特効薬として注目されており、灰色かび病との同時防除で生産者農家に大きく貢献するものと見られている。
 『スイッチ顆粒水和剤』はノバルティス社の開発したフェニルピロール系の新規成分フルジオキソニルと、アニリノピリミジン系のシプロジニルを配合した新規混合殺菌剤として市場展開される。
 平成11年12月27日付で、みかんの灰色かび病防除で農薬登録を取得していた(登録番号20314号)。この際、上市は行わず、現地での防除暦採用活動を進めるとともに、ぶどうの晩腐病、灰色かび病、及びかんきつの灰色かび病に適用拡大を行っていた。平成12年12月21日に、これら適用拡大作物で農薬登録となり、今般の発売に至ったもの。
 『スイッチ顆粒水和剤』の販売は、商系では(株)トモノアグリカ、系統ではノバルティス アグロ(株)がそれぞれ行う。3年後の両社の総売上高は、約5億円と見られる。

  《問い合わせ先》
  〒105−6134 東京都港区浜松町2−4−1 世界貿易センタービル34階 ノバルティス アグロ(株) 
  広報担当・北原文代 電話03−3435−5252 FAX03−3435−4010


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