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アグリビジネス話題の製品

背負ったままでエンジンを始動
画期的な背負刈払機を新発売

丸山製作所

MBS305R
丸山の背負刈払機・MBS305R
 防除機、刈払機の大手メーカーとして知られる(株)丸山製作所(本社=東京都千代田区・内山治男社長)では、このほど、背負ったままでエンジンが始動できる画期的な新型刈払機を発表した。
 この新型刈払機は、背負式の4型式で、昨年より本格的に販売され大好評の”マジかるスタート”を装備している。”マジかるスタート”は、リコイルを引く力を一時的にスプリングにたくわえてエンジンを始動させる新方式のスタータなので、従来機の1/3の引き力でスムーズにエンジンをかけられるという優れた特性がある。
 またさらに改良を加え、背負ったままでエンジンが始動できる画期的な背負刈払機を誕生させた。これまでの背負式刈払機は、作業中にエンジンを停止させた場合、背負っているエンジン部を一度降ろし再始動させねばならなかった。
 これを解決するために、セル付きの製品があるが、重量が重くなるというデメリットがあった。この新製品はこうしたデメリットも解決している。
 同社では、昨年末に発表した肩掛式のMBCシリーズと合わせ、さらにシェアアップにつながるものと期待している。
 型式・価格は次の通り。
 MBS235R・¥68,500,MBS265R・¥73,000、MBS305R・¥75,500、MBS325R・¥78,500。
 また、このほかに、新型小型4サイクルエンジンを搭載した刈払機(肩掛式・背負式それぞれ1型式)も販売を開始する。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)