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力強く余裕の効き目！　『ボス１キロ粒剤』を上市
―八洲化学工業―

　八洲化学工業（株）（淺山哲夫社長、本社：川崎市）はこのほど、水田初・中期一発処理除草剤『ボス１キロ粒剤』を市場投入した。“力強く余裕の効き目！”をキャッチコピーとした本剤は、近年増加しているＳＵ抵抗性雑草にも有効だ。
　『ボス１キロ粒剤』（種類名：インダノファン・ピラゾスルフロンエチル・ベンゾビシクロン粒剤）は、本年１月28日付けで農薬登録を取得（農林水産省登録第21214号）したもので、同社の水稲用除草剤製品ラインをいっそう充実させることになった。
　有効成分のベンゾビシクロンは、近年増加しているＳＵ（スルホニルウレア）抵抗性のホタルイ、ミズアオイ、コナギなどの雑草にも有効であり、イヌホタルイ、コナギに対して40～50日程度の長期にわたる効果が期待できる。
　その他の特長としては、(1)高葉令（２.５葉期）のノビエも防除、(2)低温でも優れた効果を発揮する、(3)優れた水中拡散性で安定した効果を示す、(4)水稲に対する安全性が高い、などが挙げられる。
　本剤の散布量は、10アール当たり１キログラムとなっている。より安定した効果を得るためにも、地域に応じた最適期の散布を励行したい。　

適用雑草と使用方法

（２００４．４．２８）