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環境や人に優しくをコンセプトに照明・暖房一体型器具「ポカピカ」を開発
―パアグ―

吊り下げ型

吊り下げ型

半埋め込み型

半埋め込み型

　近年、日本人の寿命が延びたのは、冷暖房設備・器具の普及が有るといわれている。殊に人間は寒さに弱く、暖房が必要となる期間は、日本のほとんどの地域で年の大半を占める。この時期、高齢者など弱者にとって、トイレや脱衣場などの寒さは辛いものがある。
　寒冷対策として、また急激な温度の変化で体調を狂わせたり、事故が発生することを防ぐため、居間以外のトイレや脱衣場に暖房器具を設置しているところも多い。
　しかし、床暖房などは設置費や維持経費が高く、床置き型の暖房器具は、限られた狭いスペースで設置場所を取ることや、接続コードが邪魔になること、オフシーズンに撤去収納する必要があること、非即効性、有害ガスの発生、ヤケドなどの安全性の問題など、さまざまなデメリットがある。
　こうした問題をクリアしたのが、照明器具と暖房器具を一体化した「ポカピカ」だ。従来の照明器具同様、天井に設置し、速暖効果のあるハロゲンヒーターでトイレや脱衣場を暖めるというものだ。

使用例

使用例

　この「ポカピカ」は、ヒーターのＯＮ／ＯＦＦがスイッチ操作で簡単にでき、夏期は照明のみに切り替えられる。ライフサイクルに合わせたオールシーズン使用の照明・暖房一体型の器具だ。
　暖房源は、ハロゲンヒーターなので速暖性に優れ、天井に設置するので邪魔にならない。また、直接身体に触れることがなく、安全性も高い。外観もスッキリしていて高級感もあり、１日１時間使用して約８円、１ヵ月で約２４０円とコスト負担も少ない、などの優れた特長がある。
　本体価格は１万９５００円で、吊り下げ型と半埋め込み型がある。両タイプとも特許申請済みだが、吊り下げ型は消防法適用外であり、すでに（財）電気安全環境研究所のＪＥＴ認証も取得しており、好評発売中だ。半埋め込み型も、間もなく販売が開始される見込みだ。
　この新商品についての問い合わせは、〒５３６－０００８　大阪市城東区関目２－３－４　（株）パアグ（ＰＡＡＧ）　広報担当ＴＥＬ０６－６９３５－７０５５（鳥井）まで。　（２００４．４．５）