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  JAcom/農業協同組合新聞 News   第3号2001年8月24日
     http://www.jacom.or.jp

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いつもJAcomをご愛顧いただきありがとうございます。
2000年4月10日にスタートしてから8月22日で400日が経ちました。いまだに
試行錯誤の日々ですが、皆様の温かいご支援に支えられてここまでやってくる
ことができました。これからも農業関係サイトNo.1を目指して内容の充実に
努めていきたいと思いますので、かわらぬご支援をよろしくお願いいたします。
「JAcomNews」第3号では、8月後半の特集企画などをご紹介します。

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★梶井功前東京農工大学学長が緊急執筆「検証 恐るべし中国のコメ戦略」
 中国はいま、スーパーハイブリッド米開発に力を入れているという。
10aあたり900kgという超多収量米も登場し、しかも食味は「コシヒカリ」並み
など、日本の稲作にとって脅威となる技術が実用化しつつある。その開発の
現状報告を今月初めに現地視察した梶井先生に緊急執筆していただきました。

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★「米政策アンケート調査」結果を発表
 農協協会が全国のJAを対象に毎年実施している「米政策アンケート調査」の
結果がまとまりました。(8月29日頃掲載予定)
 今回の調査よると、98年から始まった「新たな米政策」の柱である
「米需給安定対策」と「稲作経営安定対策」への加入者が減ったという回答が
30%を超えていること。40万戸程度の大規模農家に対象を限定した新たな
「農業経営所得安定対策」に否定的なJAが多いなど、興味ある結果が出て
います。
 調査結果を分析した森島賢立正大学教授の「米価回復で米政策を
再構築せよ」も同時掲載。
 
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★特集:水田農業の経営安定をめざして
 水田農業は日本農業の基幹であり、米の安定した生産をはじめ、これからは
自給率を向上させるために麦・大豆・飼料作物などの本格的な生産も期待
されています。そして、生産調整の確実な実施など需給に即した米の計画的な
生産とともに、麦・大豆などの本作化に向けての具体的な対策が求められて
います。
 現在JAグループでは、「水田農業の構造を改革する骨太対策の確立」
「生産数量・作付面積による配分方式への円滑な移行」などを内容とする
「水田農業の構造改革に向けた13年度の水田農業対策の取組みについて」を
組織討議しています。
 そこで、水田農業の経営安定をめざすJAグループの13年度対策と13年産米の
販売対策について特集し、22日より順次掲載していきます。その内容は
 1.座談会「水田農業の展望を拓くチャレンジの時期(とき)がきた」
  中村祐三 JA全中常務
  岡阿弥靖正 JA全農常務
  八木宏典 東京大学大学院教授(司会)
 2.解説「13年度の水田農業対策の取組みについて」
  富士重夫 JA全中食料農業対策部長
 3.解説「緊急需給調整対策の取組みについて」
  馬場利彦 JA全中食料農業対策部水田農業対策課長
 4.解説「13年度自主流通米の販売方針について」
  森川喜郎 JA全農米穀販売部長
 5.「生産者は期待する 再生産可能な価格保証を」
  村田武 九州大学大学院教授
 6.青刈り・各地の取組み
 
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★特集:カントリーエレベーター品質事故防止月間
 1.事故は起きることを前提にした危機管理体制の確立を
  三尾 忠 (財)農業倉庫受寄物損害補償基金理事長
 2.現地ルポ
  JAびわこ東稲枝CE(滋賀県)

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★特集「12年度安全防除優良JA拡大運動を振り返って」
 安全な農産物づくりを生産現場からの自発的な運動とするために取組まれて
いる「安全防除優良JA拡大運動」の12年度の成果と課題を特集。
 1.インタビュー「12年度の運動の成果と課題」
  近藤俊夫 JA全農肥料農薬部農薬技術普及課長
 2.優良JA現地ルポ
  優良JAとして表彰されたJA須高高山支所りんご部会(長野県)
  
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★好評のシリーズ
 1.今野聰氏が生協トップに聞く『生協―21世紀の経営構造改革』は、
  高橋晴雄ちばコープ理事長(日本生協連理事)に次いで、
  金子朝江神奈川ゆめコープ理事長が登場
 2.「もっと近くに。日本の新鮮お届けします」というJA全農のメッセージを
  実践する「消費最前線――全農直販グループの挑戦」は第3回まで掲載。
  9月上旬に第4回掲載予定。
 
★充実のコラム群
 「落ち穂」「ひとこと」「目明き千人」「大宇宙・小宇宙」
 「農民は考える」などコラムもお楽しみください。
 
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