農業協同組合新聞 JACOM
   
催しもの
生物農薬最前線でシンポ 《日植防》 (8/27)
 (社)日本植物防疫協会(管原敏夫理事長)は9月3日、東京都北区の滝野川会館大ホールにおいて、シンポジウム『生物農薬―この10年と今後の展望―』を開催する。
 生物農薬の開発利用促進に資するため、同協会が生物農薬連絡試験を発足して10年が経過した。この間、天敵農薬を中心に数多くの生物農薬が開発され、生産現場で利用できるメニューが豊富になってきた。同シンポジウムでは、生物農薬のこの10年を総括するとともに今後の開発と利用促進を展望する。
 プログラムは、(1)生物農薬、この10年の歩み(2)新しく開発された生物農薬とその利用法(3)生物農薬の普及の現状と問題点(4)パネルディスカッションの4項目。
 特に、新しく開発された生物農薬とその利用法では、「新規天敵農薬・微生物農薬を中心として」(アリスタライフサイエンス(株)斎木陽子氏)、「新規微生物殺菌剤エコホープ」(クミアイ化学工業(株)熊倉和夫氏)、「新規微生物殺菌剤インプレッション」((株)エス・ディー・エス バイオテック山中聡氏)、「新規天敵農薬ナミトップ」((株)キャッツ・アグリシステムズ手塚俊行氏)、「新規微生物殺菌剤バイオトラストおよびボトキラーの新散布法について」(出光興産(株)鳴瀧昭彦氏)らが講演予定で注目される。
 さらに、同協会研究所の岡田斎夫氏がコーディネートするパネルディスカッションには、和田哲夫氏(アリスタライフサイエンス(株))、根本久氏(埼玉県農林総合研究センター)、行徳裕氏(熊本県農業研究センター)、宗和弘氏(JA全農営農・技術センター)、田口義広氏(アリスタライフサイエンス(株))、村田正志氏(JA佐久浅間しらかば西部営農センター)ら第一線のそうそうたるメンバーを揃えている。
 〈問い合わせ先〉(社)日本植物防疫協会試験事業部 電話(03)3944−1564
(2004.8.27)

社団法人 農協協会
 
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-7-5 共済ビル Tel. 03-3261-0051 Fax. 03-3261-9778 info@jacom.or.jp
Copyright ( C ) 2000-2004 Nokyokyokai All Rights Reserved. 当サイト上のすべてのコンテンツの無断転載を禁じます。