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国産稲わら利用でシンポジウム開催 −8月31日・東京で−


 全国農業会議所と全国農業経営者協会(全国稲作経営者会議、全国肉用牛経営者会議など)は、「第1回国産稲わら粗飼料利用率向上シンポジウム」を開催する。 わが国の稲わらの総生産量は約900万トンあるが、そのうち飼料用の利用率はわずか1割。一方、中国や台湾などから約26万トン輸入している。こうした状況のなかで、この春、92年ぶりに口蹄疫が発生したが、その感染源として輸入粗飼料が疑われている。そのため農水省と関係団体が一体となって「国産稲わら緊急確保対策協議会」を設置し、稲わらの完全自給をめざした取り組みも始まった。

 また、国産稲わらの収集と供給に対しての助成措置も緊急に拡大され、ビジネスとしても確立できる条件も整いつつある。

 同シンポジウムでは、稲わら自給を具体的に実現するため、稲わらの収集・供給に取り組んでいる事例や助成事業の概要、最新の機器などについて学ぶためのもの。農水省畜産局自給飼料課による基調講演のあと、全国稲作経営者会議の五月女昌巳会長、全国肉用牛経営者会議の小川久志会長らによるシンポジウムを行うほか、機械メーカーからのプレゼンテーションも行われる予定。

   8月31日(木)午後1時30分から4時30分。
   場所は、第一ホテル両国(東京都墨田区横綱)内、「KFC HALL」。
   参加費3000円。締め切りは8月28日(月)。定員100名。

   申し込みは FAX(03)3214−5865(全国農業会議所)。


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