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12年度「新技術・新分野創出の基礎研究」で新規に10課題を採択
    −−生物系特定産業技術研究推進機構


 生物系特定産業技術研究推進機構(堤英隆理事長)は8月9日、平成12年度の「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」として次の10課題を新規採択した。今年4月1日から5月1日にかけて研究課題を募集し187課題が集まった。これを同機構の選考・評価委員会(委員長−鈴木昭憲・秋田県立大学学長)で審査し決定したもの。10課題の研究代表者の所属機関の内訳は国立試験研究機関4、大学6。採択した研究課題・代表者は次のとおり。

@インスレーターの作用機構の解明と有用生物作出技術の開発−赤坂甲治(広島大学大学院理学研究科)
Aカイコの遺伝子機能解析システムの構築−田村俊樹(農水省蚕糸・昆虫農業技術研究所)
B広範な特性の米及び変異米の食味特性の解明及び新評価技術−大坪研一(農水省食品総合研究所)
C植物ホルモン情報伝達の分子機構解明による植物機能改変・形態形成の人為的コントロールを目指して−小松節子(農水省農業生物資源研究所)
D生体関連触媒を用いる植物資源からの高分子新素材の創出−宇山浩(京都大学大学院工学研究科)
Eダイオキシン類の微生物分解系を用いた環境修復のための基盤研究−大森俊雄(東京大学生物生産工学研究センター)
Fニワトリモノクローナル抗体の作成技術・実用化技術の開発に関する研究−松田治男(広島大学生物生産学部)
Gマメ科植物等のゲノム分析による根粒形成機構の系統的解明−川崎信二(農水省農業生物資源研究所)
H葉緑体の増殖制御技術の開発と応用に関する先導的研究−黒岩常祥(東京大学大学院理学系研究科)
Iラショナル・プロテイン・デザインおよびセレクション法の確立による「スーパープロテイン」の創生−多比良和誠(東京大学大学院工学系研究科)



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