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ネット認証システムによる実験販売が展開中
   −農水省食品総合研が開発


 農水省食品総合研究所は、ほ場にある農産物のデータを消費者に確実に情報提供するシステムを開発、実験販売を行うことを8月10日に公表した。

 このシステムは、インターネットを利用して農産物に販売パッケージ単位でID番号を付け、詳しい情報を掲載するというもの。生産者側は出荷時にID番号とともに、収穫日、品種、生産者名や栽培情報などを入力する。一方、消費者は小売店で購入した農産物についているIDラベルを見て、ホームページアドレスや電話番号とID番号を入力することで情報を取り出すことができる。ホームページだけでなく、携帯電話(iモード)、ファックス、一般電話(音声による回答)からも情報を得られるのが特徴。

 販売実験は、山形県鶴岡産のだだちゃ豆(茨城県つくば市内のスーパー、カスミストアの2店舗での小売り。9月3日まで。1500袋を予定)と新潟県しろね産のしろね茶豆(築地市場を通じて広域販売。8月17日〜9月中旬まで。3万袋を予定)。秋には米での販売実験も行うという。



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