秋田、茨城、埼玉、佐賀、大分の5県経済連は4月19日、合同でＪＡ全農との第1回合併委員会を開催した。ＪＡ全農では、14年4月を基本とする第3次統合に取り組むことにしているが、この5経済連がＪＡ全農との合併を決め、この日、同委員会を立ち上げたもの。 　開会のあいさつでＪＡ全農・大池裕会長は、出席した経済連代表を前に「全農との合併による組織改革の断行を決定されたことに対し、心から敬意を申し上げる。農業・農家経営の発展に貢献し、消費者からも支援される力強い新連合会をみなさまとともに作りあげていきたい」と話した。 　合併委の委員長には大池会長が就任。連合会統合の基本方針、合併までの基本日程、主要検討事項などを協議した。今後の日程は、9月に第2回合併委員会を県別開催、10月に合同委員会と契約調印式、11月から12月にかけて各県で合併総会を開催し、来年4月1日に合併する予定。 　14年4月の統合をめざしながらも県内の組織討議の調整でこの日の合同合併委に出席できなかった県連も数県あり、それらを合わせると来年4月には概ね35県連との統合が見込まれている。全農は統合によりこの4月から27県本部体制となっている。

農業協同組合新聞（社団法人農協協会）
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