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コメ豊作時の青刈り検討へ作柄部会設置  米情報委員会(4/19)

 作況が100を超える豊作を見通した場合、需給調整水田で青刈りをすることになっているが、どこで、どの銘柄を、どれだけ実施するかを機動的に検討するため「米の需給・価格情報委員会」は19日、作柄部会の新設を決めた。
 5月末に第1回会合で方針を決め、作況がはっきりしてくる9月には、3回の会合を開いてタイミングよく青刈りができるようにする。対象となる銘柄は需要動向をみて決める。
 例えば、日本海側に比べて太平洋側が豊作の時に、どこで実施するかなど困難な問題もあるが、作柄部会は、専門部会として、今年から、これらの課題に挑戦していくとしている。
 部会は、JA全中、全農など生産者団体、農水省、学識経験者に加え、気象庁職員の参加も要請する。
 青刈りは緊急総合米対策に基づき、生産者団体が主体的に取り組む。
 主食用米の生産量が豊作で計画の870万tを上回る見込みになった場合、全国で計5万haの需給調整水田を発動し、生産量を減らす。この規模で25万tを調整できる。


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