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農政・農協ニュース

米産地の朝食は「ごはん食」が圧倒的
―― JA全中が農家世帯の米消費を調査(7/2)
 JA全中の米消費拡大・食生活対策室では、このほど「農家世帯における米の消費実態調査」結果をまとめた。個別アンケート方式で北海道から沖縄までのJA組合員世帯1173から回答があった。
 米産地の朝食は全体で「ごはん」食が86.9%と圧倒的に多く、パンが12.7%との結果だった。朝食時に1人あたりの米飯推量は、「1〜1.5合未満」が42.9%、「0.5〜1合未満」が28.5%となった。2合以上の割合も8.7%あった。
 家族そろっての朝食回数を「4日以上」でみると、専業農家がもっとも多く59.7%、第1種兼業農家が51.1%、第2種兼業農家が42.5%と兼業化が進むほど回数が減少していた。また、第2種兼業農家では家族そろっての朝食が「まったくない」が29.5%と高い割合を示した。
 朝食をつくる時間が「10分以内」の世帯では食べる時間も「10分以内」が45.5%ともっとも多く、一方、つくる時間が「11分〜20分以内」の世帯が食べる時間も同時間内が63.7%を占めた。つくる時間と食べる時間が比例している傾向がみられ同報告書では「時間をかけてつくった料理は品数も多く時間をかけておいしく食べていると考えられる」としている。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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