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農政・農協ニュース

13年産自主米 前年より3.1%上昇
−−第1回入札結果(8/10)

 13年産自主流通米の第1回入札が8月10日に実施された。今回、上場されたのは早期米の5県5銘柄で合計8806トン。落札数量は、7987トンで落札比率は90.7%だった。昨年の同時期の落札比率82.%を8.6%上回った。
 全銘柄の加重平均指標価格は、60キロ1万6474円。前年同時期(1万5984円)を490円、3.1%上回る結果となった。

 昨年の第1回入札では7県10銘柄、1万3961トンが上場されたが、今年は産地銘柄ごとに初回の上場を現物の品質評価を価格に反映できるように一定の出回り量が確保された時期に上場することにしたため、上場数量が減少した。

 今回の結果についてJA全農では、「13年産の作柄が平年作以上と見通せるなかで需給調整水田の発動が決定されたことなどから」試行的取引に引き続いて前年を上回る価格になっているとして、今後ともこの傾向を維持していくため、需給調整水田への取り組みなど「端境期対策に確実に取り組んでいくことが必要」だとしている。





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