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農政・農協ニュース

若い層の施設野菜 酪農への意欲も示す
−−平成13年農業構造動態調査(9/10)

 農水省がこのほど発表した平成13年農業構造動態調査(基本構造)によれば、全国の総農家数は307万2000戸で、前年に比べ4万8000戸(1.5%)の減少となっている。
 このうち、販売農家数は229万1000戸で、これも前年に比べて4万6000戸(2.0%)の減少となった。
 農家の世帯員数の推移を見ると、1016万9000人の農家人口となり、前年より2.9%の減少となった。
 これを年齢階層別にみると、50歳から59歳の階層では増加しているものの、これを除く64歳以下の各階層においては減少傾向を示した。
 さらに特徴的には、65歳以上の高齢農家人口の割合が、総人口(1年前)における比率17.4%に比べ、29.4%という高い増加傾向を示している。
 また、主副業別農家数では、農業経営者の平均年齢は60.4歳だが、このうち65歳以上の占める割合が40.4%となっている。
 さらに、同居する農業後継者がいる農家数は全体の56.2%であり、このうち農業を主とする後継者のいる農家は7.3%である。若い層が比較的高く従事する分野は、施設野菜や酪農という傾向を示している。
 また、主業農家数は48万2000戸、準主業農家数が58万4000戸、副業的農家が122万5000戸であり、これはそれぞれ減少している。単一経営のうち、稲作においては副業的農家が6割を占め、主業農家が一割に満たない。これに対し、花卉・花木の6割、施設野菜の7割、酪農の9割では主業農家が占める、という特徴を示している。
 就業動向をみると若い層からの農業従事への主たる者は1万2000人である。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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