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農政・農協ニュース

牛450万頭 緊急全国調査
−−9月30日までに実施(9/12)

 農水省は9月12日、国内で飼養されているすべての乳用牛と肉用牛を対象に、牛海綿状脳症(BSE)を疑わせる臨床症状がないかどうかの緊急調査を同日から実施することを決めた。

 調査は家畜防疫員(都道府県家畜保健衛生所の獣医など約5800名)による立ち入り調査。すべての牛についてBSEを疑わせる臨床症状がないかどうかを確認する。また、臨床症状でBSEが疑われた場合は、導入先や病歴についても詳しく聞き取るほか、過去に飼養していた牛の疑わしい臨床症状の有無も聞き取る。

 今年2月1日現在、国内の乳用牛は飼養農家戸数3万2000戸、172万6000頭。肉用牛は飼養農家戸数11万戸、280万4000頭。合計で飼養農家14万2000戸、牛は453万頭となっている。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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