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大豆所得　18％の増加 −−12年産の生産費調査結果（９／13）

12年産の大豆の生産費調査結果（農家調査）が9月13日に公表された。 　平成12年産大豆の10アール当たり生産費（副産物価額差引）は、5万5876円。前年にくらべ0.3％増加した。 　これに、支払利子・支払地代地代を加えた算入生産費は6万923円で、前年比0.3％の減。 　さらに、自己資本利子、自作地地代を加えた全算入生産費は、7万1195円で、前年比0.7％の増加となった。 　一方、12年産の大豆収量（60キロ当たり）は、10アール当たり230キロで前年にくらべて11.7％（前年収量206キロ）増加した。これにより60キロ当たりの生産費（副産物価額差引）は、1万4603円で前年比8.5％の減少となった。また、全算入生産費も1万8606円で前年比8.1％減となり、それぞれ前年を下回った。 　また収益性をみると、10アール当たり粗収益が5万2975円で、前年にくらべて5.4％増加した。所得（10アール当たり）は、1万4912円となり、前年にくらべて18.7％の増加となった。