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農政・農協ニュース

農業関連各界を横断して親睦を深める
――農協協会主催「囲碁交流親睦大会」(10/20)

 (社)農協協会は、農業、農協団体、関連会社、農業問題研究者など、農業関連各界の横断的な交流を囲碁を通じて促進するために第1回「囲碁親睦交流大会」を10月20日、囲碁の総本山・日本棋院(東京・千代田区)で開催した。
 雲一つない秋晴のもと開催された大会当日には、囲碁を愛するJAグループ全国連とその関連会社役職員とOB、農業関連団体の役員、研究者ら27名が参加し、3段以上の「松組」と2段以下の「竹組」に分れ、各組ごとに段級差によるハンディキャップ戦で、1人4局づつ対戦し、日ごろの腕を競い合った。
 各組優勝者には「松賞」として松茸が、準優勝の「竹賞」には竹製品セット、3位の「梅賞」には小田原梅干が贈られた。3段以上の「松組」は、戦前の予想通り、全共連の岡本章義氏と石田真市氏が4戦全勝となり決定戦となったが、接戦を制した岡本氏が優勝、石田氏が準優勝となった。また、梅賞は科学飼料研究所の谷容全社長が他の高段者を抑え受賞した。2段以下の「竹組」も最後まで激しいトップ争いであったが、全勝同士の対戦をわずか1目差で制した白幡豊明全農監事が優勝、惜しくも敗れた内部良治全共連広報部長は、同率の場合には年長者優先という大会ルールによって梅賞を受賞。2位の竹賞はハンディ戦の優位を活かして有段者相手に3勝と善戦した吉田義夫農薬バイオテクノロジー開発技術研究組合事務局長が受賞した。
 盤面に向っているときには厳しい表情の参加者も、対戦が終れば同好の士として穏かな表情に戻り、対戦を振り返りながら、囲碁のこと、農業のことなどに話の輪がひろがり、和やかに歓談。次回の対戦を約して散会した。




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