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農政・農協ニュース

長期共済 厳しい状況
平成13年度上半期実績−−JA共済連 (10/26)

 JA共済連(代表理事会長・新井昌一)は10月26日、13年度上半期の推進実績と共済金支払状況を取りまとめ、発表した。
 発表によれば推進実績の概況は、長期共済の新契約実績(9月末現在)は件数で106万3950件(前年同月比90.5%)、保障金額で16兆893億円(前年同月比89.8%)であり、前年9月末実績を下回る結果となった。
 年金共済については、新契約件数で13万5512件(前年同月比104.3%)、年金額で939億円(前年同月比102.5%)、また短期共済については新契約件数で1312万4496件(前年同月比101.3%)、共済掛金で2142億円(前年同月比101.7%)となり、いずれも前年9月末実績を上回る結果となった。
 上半期概況は、とりわけ長期共済において厳しい状況を示しているが、JA共済連はその主な要因として、好転しない経済環境や共済・保険業界への逆風、さらに過去最高を記録した12年度実績の反動などによるものと分析している。
 しかし、9月に入り復調の兆しもみられ、JA・連合会は一体となり13年度目標の早期達成をめざしている。
 なお、長期共済・短期共済の共済金支払合計は、1兆2419億円(前年同月比98.5%)で、前年9月末を下回る結果となっている。




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