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農政・農協ニュース

 加工食品にもBSEの影響 (12/11)

 農水省の総合食料局食料政策課が12月11日に公表した今年10月の加工食品の小売動向調査結果によると、「加工食品小売指数」(千人あたり販売金額を指数化したもの。平成12年=100)は前年同月比▲6.3%となった。小売価格が低下しているなか、景気低迷やBSEの影響による消費マインドの冷え込みで引き続き前年を下回った。
 品目別でみると、牛乳、ヨーグルト、焼き肉用味付け肉、ビーフジャーキーなどが低下した畜産品は前年同月比で▲7.9%。缶詰・瓶詰めが同▲10.5%。即席食品等が同▲7.6%、調味料・油脂等が同▲8.6%などとなっている。同調査のデータ収集店舗数は209店。1店あたりの来店客数は11万5000人(同▲2.0%)。客単価は856円(同▲6.3%)だった。


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