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農政・農協ニュース

配合飼料価格 負担増は抑制 (12/21)

 JA全農は12月21日に2002年1月〜3月期の配合飼料価格を1トンあたり700円(全国全畜種平均)上げることを発表した。
 原料のとうもろこしや大豆の相場は、米国の景気後退や増産の見通しもあって現行水準からやや弱含みで推移すると予測されるが、配合飼料価格に大きな影響を与える為替相場は大幅に円安が進行する見込みであることから値上げとなった。
 改定価格は直前1年間の平均価格を上回っているため、JA全農は配合飼料供給安定基金に補てんを要請。農家の実施的な負担は800円増えることになるが、BSEの発生で経営が悪化していることから、同基金に特例補てんも合わせて要請し、実質的に負担をなくす方針。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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