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農政・農協ニュース

 増え続ける生鮮野菜の輸入
―13年輸入量が前年比105%の97万トンに (2/8)

 先ごろ農水省が発表した「生鮮野菜の輸入動向」によると、13年1〜12月に輸入された生鮮野菜の輸入量は12年の92万6000トンから97万トンへと4万4000トン増加した。
 品目別にみると(( )内前年比)、トマト(73%)、ネギ等(89%)、アスパラガス(89%)、スイカ(67%)など輸入量が減っているものもあるが、キャベツ等あぶらな属(240%)、結球レタス(213%)、その他レタス(155%)、キュウリおよびガーキン(143%)、ピーマン等(133%)、その他根菜類(199%)などで輸入量がかなり増えている。
 また、いままで輸入量が少なかったホウレン草等が126トン(542%)輸入されるなど、鮮度が要求される葉物類でも輸入が増えており、今後の動向に注目したい。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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