JACOM ---農業協同組合新聞/トップページへジャンプします

農政・農協ニュース

トレーサビリティを前面に「FOODEX JAPAN」に出展
――全農グループと27都府県本部 (3/2)

FOODEX JAPAN2002

 3月12日から15日まで千葉の幕張メッセで「第27回国際食品・飲料展」(FOODEX JAPAN2002)が開催される。
 JA全農グループは、これまでの出展で、新規販路の開拓などで一定の成果が得られていることから、今回も出展することを決め準備を進めてきていたが、その概要を先ごろ明らかにした。
 JA全農グループの基本コンセプトは「新鮮・美味・安全・安心・健康」と昨年と同じだが、「全農グループは、日本の農畜産物を安心システムで支えます」を共通テーマに掲げ、BSE問題などで高まる安心・安全ニーズに応える「全農安心システム」認証商品群を品目コーナーに展示し、トータルアピールコーナーでその概要を説明するなど、トレーサビリティを前面に打出しているのが、今回の大きな特徴だといえる。
 また9つの品目コーナーとともに、全農27都府県本部の特徴商品を展示・PRすることも今回の目玉といえる。
 また、毎回好評のオープンキッチンによるオリジナルメニューによる試食提供では、野菜は全農越谷青果が提供する地場野菜、牛肉は全農安心システム認証の宗谷牛、コメはいま人気急上昇中の無洗米を使うなどの創意工夫をこらしている。そして今回は、料理研究家の村上祥子氏が連日出演して料理することも話題になっている。
 前回よりも1.5倍の広さとなった今回のブースは展示棚やカウンターの高さを低くし、壁のないスケルトン式にし、ブース全体がどこからでも見られるようにしたという。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp