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農政・農協ニュース

食品ロス率 世帯で6%−−農水省 (3/12)

 農水省は3月12日に13年度の食品ロス統計調査結果を公表した。全国1000世帯を対象に昨年10〜11月に実施し、食べ残しや食品廃棄の実態を調べた。
 その結果、世帯における食品ロス率は6.0%で前年の調査より1.7%下がった。内訳は、「食べ残し」が2.3%、「廃棄」が3.7%。食品ロスの約6割を「廃棄」が占めている。
 食品類別にロス率が高いのは、果実類13.0%、魚介類10.5%、野菜類10.2%など。これに調理加工品と穀類を加えた5品目でロス率全体の8割を占めている。
 食品廃棄物の再生利用の状況は、「個人」または「地域で共同で取り組んでいる」との回答が約3割だった。再生利用の取り組みは、「町村」の在住者がもっとも高く、「大都市」がいちばん低い。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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