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農政・農協ニュース

7倍の差も 受取価格と小売価格 (3/20)

 農水省は3月20日、青果物を対象にした「食品流通段階別価格形成追跡調査」の結果を公表した。調査は昨年11月に東京と大阪で実施。
 産地から小売店などまで5段階流通でみると、東京では、たとえば、だいこんの小売り価格(10kgあたり、以下同)は1401円。生産者の受取価格と小売価格の比率(全価格比)は4.08倍。はくさいが1260円で7.33倍、キャベツが1054円で4.50倍などとなっている。大阪ではだいこんが1200円で3.12倍、はくさいが1009円で3.22倍などとなっている。
 4段階流通では、全価格比は1.7倍から4.2倍の範囲に収まっており小売り価格も安くなっている。また、産直では全価格比は1.0倍〜1.3倍とさらに小さい。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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