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農政・農協ニュース

電話相談が初めて3000件を超える
「JA共済の健康・介護ほっとライン」13年度利用概況 (4/25)

 JA共済連(新井昌一会長)は、「JA共済の健康・介護ほっとライン」の13年度利用概況について4月25日に公表した。
 これによると、電話相談の相談件数は、平成6年の開設以来初めて3000件の大台を超え、3232件、1日あたり13.2件(稼動244日)、12年度対比118.5%となっている。電話相談の利用者の70%が女性で、年代別には30歳代がもっとも多く、次いで50歳代、40歳代、20歳代となっている。
 一度電話相談を利用した人が再び利用する「再コール」は980件で、利用件数の30.3%を占めている。
電話相談件数
 相談内容は、健康診断結果や生活習慣病予防、肥満、気になる症状など「成人保険」がもっとも多く、655件。次いで、治療中の病気や薬についての相談、医療機関紹介など「医療」関係が478件、妊娠、育児、子どもの気になる症状などの「母子保健」が334件、介護の悩みや福祉サービス紹介、介護保険など「福祉」が135件、内科医や整形外科医への「専門相談」が74件となっている。
 相談内容では、「専門相談」や「福祉」関係が増えているのが最近の特徴で、専門相談は前年対比616.7%、福祉は同123.9%となっている。
 また、FAXサービスへのアクセス件数は、848件で前年対比58.8%となっている。アクセス件数が減っているのは「一度FAXで取り出した情報については、再利用されないというこのサービスの特性が反映されている」のではないかと、JA共済連ではみている。


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