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農政・農協ニュース

満期共済金が前年比95%に
――JA共済共済金支払概況 (4/23)

 JA共済連(新井昌一会長)は、先ごろ平成13年度(14年3月末)のJA共済共済金支払概況を発表した。
 これによると、13年度の長期共済・短期共済を合わせた共済金の支払合計は、件数で375万3000件(前年対比102.2%)、共済金で2兆5670億円(同98.8%)となっている。
 これを支払区分別にみると、「事故共済金」は184万4000件(同99.5%)、9898億円(同98.2%)となっているが、そのうち生命共済が74万6000件(同99.1%)、6420億円(同97.7)。建物更正共済が15万9000件(同94.5%)、847億円(97.2%)。自動車共済など短期共済が93万8000件(同100.8%)、2630億円(同99.6%)となっている。
 また、満期共済金は、130万3000件(同100.0%)、1兆3405億円(同95.3%)となっている。
 支払共済金が減少している要因は、事故共済金が減少していることと、養老生命共済の満期共済金が減少(同91.7%)していることにあるとしている。
 長期共済の事故共済金が減少したのは、生命事故の支払共済金が減少したことと、自然災害の支払共済金が減少したためで、とくに自然災害については芸予地震(13年3月24日発生)はあったが、12年度ほど自然災害が頻発しなかったからだとしている。
 なお、芸予地震による支払共済金は3万5022件、149億6281万円(14年4月4日現在)となっている。
共済金支払実績


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