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農政・農協ニュース

青果物集出荷組織が減少 (8/2)

 野菜の集出荷組織が5年間で30.5%も減り、昨年5月現在では3660組織になったと8月2日、農水省が調査結果を発表した。農協合併や任意組合の解散などがあって5年前に比べて1600組織も減った。しかし出荷量(平成12年産)は前回調査(7年産)並みの894万トン強だった。
 組織別では集出荷業者と産地集荷市場の出荷量が減って、合併農協などの集出荷団体による出荷が増えている。産地市場は1組織当たり出荷量も減った。出荷先は小売店や加工業者など市場外への直接出荷の割合が22.5%。あとは卸売市場向け。出荷形態は段ボールが81%、コンテナが9.6%、あとはネットその他など。
 一方、果実の集出荷組織も農協合併などで減少した。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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