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農政・農協ニュース

21世紀型農業用の開発機6種を11月29日に公開
軟弱野菜調製装置など
―生物系特定産業技術研究推進機構― (10/15)

 生物系特定産業技術研究推進機構、新農業機械実用化促進(株)は11月29日、21世紀型農業機械等緊急開発・実用化促進事業として行っている研究のうち、次の6機種を研究成果として公開する。公開日時、機種の概要は次のとおり。
 公開日時―11月29日(金)13:30〜17:10
 場所―生物系特定産業技術研究推進機構研究交流センター
 (さいたま市日進町1−40−2 電話048−654−7000)
 公開機種―▽軟弱野菜調製装置・収穫後のほうれんそうなど軟弱野菜の根部切断、下葉除去などの作業及び一定量ごとの包装作業ができる。3〜4人の組作業で慣行手作業の5〜2倍の作業能率が期待できる。
▽大粒種子整列は種装置―かぼちゃなどの大粒種子を、種子の向きと胚の位置を一定にそろえて育苗トレイには種できる装置。大粒は種作業の省力化や接ぎ木作業のシステム化などを図ることが可能になる。
 ▽穀物自動乾燥調製装置―赤外線を利用した乾燥機構及び遠心力を利用したもみすり機構を持ち、乾燥、もみすり、選別、精米などを一貫して行える装置。自動運転が可能なので、もみすりから精米作業まで人手が必要なく、婦女子でもたやすく操作できる。燃料・電力消費も軽減。
 ▽搾乳ユニット自動搬送装置―つなぎ飼い牛舎で搾乳ユニットの搾乳牛までの移動、ミルクタップとの着脱を自動的に行える装置。


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