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農政・農協ニュース

「あんしんコーナー」設置
JAタウンが1周年記念規格 (11/19)

 「もっと近くに美味しいニッポン」をテーマにJA全農が昨年10月16日にショッピングモールサイト「JAタウン」を開設して1年余。現在、店舗数は36、会員数約1万2000人、年間売上高約4000万円となり、消費者と国産の農畜産物を直接結ぶ新たな販売チャネルの基礎を築きつつある。
 1周年を機にJAタウンは、動画による産地情報の提供や、「あんしんコーナー」を設置。国産農畜産物専門のポータルサイト(ホームページ利用の入口)としてはナンバーワンを目ざす。また、お歳暮商品や、全国のショップが独自に企画した1周年記念のキャンペーンなども実施する。
 動画はブロードバンドの拡大に対応。「旬」の食べ物を肌で感じてもらおうと生産現場の生情報や生産者の声などを伝える。第一弾としてすでに群馬県のリンゴ農園と宮城県・蔵王チーズ製造の酪農センター、茨城県の米パンなどの紹介を始めた。次いで旬のカキ産地などから発信する。
 「あんしんコーナー」は顧客が▽どこで▽だれが▽どのように作ったか、という履歴を確認できるページだ。全農は▽全農安心システム▽牛のパスポートシステム▽農水省のガイドラインによる減農薬・減化学肥料栽培作物▽JAS法にもとづく有機農産物などを販売。同コーナーは、その商品を一堂に集めた。インターネットを通じた履歴確認は一部の商品となる。
 お歳暮商品には、秋田で限定生産している稲庭うどん、仙台の笹かまぼこ、各産地のカキなど高品質な産直商品をそろえ、買い上げ5000円ごとに500円のクオカードをプレゼントする利用促進キャンペーンも実施中。主な”お歳暮特集”商品は24種類。
 1周年記念キャンペーンは、本場ドイツで受賞したハム・ソーセージのセット、下仁田ネギ(群馬)、黒毛和牛の黒タンなどのオリジナル限定商品、牛肉やユリなどの大幅割引商品、さらに購入者へのおコメのプレゼントなどを準備した。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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