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農政.農協ニュース

無登録農薬販売業者を大量処分―JAも含めて 
―農水省― (12/5)

 農水省は、農薬取締法違反で無登録農薬の販売業者269営業所に対し農薬の販売停止などの監督処分を行うと11月29日発表した。先の公表では254営業所だったが、その後の立ち入り検査で違反確認が増えた。同省が200人以上の業者を一度に行政処分するのは初めて。公表はすべて実名とした。
 処分は無登録農薬の販売量が多く、使用面積が広いと推計されるものほど厳しくした。最も重い10日間の販売停止は6営業所、5日間同が51、警告が197。逮捕者が計27人いるなどから処分手続き中が15営業所ある。
 処分営業所が群を抜いて多いのは茨城県で44、次いで熊本県の27など。処分業者の販売先は44都道府県に及び、農薬は10種類。使用した農家は3785戸。
 5日間の販売停止処分を受けた中には、熊本・JAうき(宇城)の5支所と宮崎・JA西都の2支所が含まれている。いずれもダイホルタンを扱った。
 また警告を受けたJA数(支所・センター数などは省く)は茨城3、群馬1、千葉2、新潟1、三重2、香川1、高知3、熊本1、宮崎3。うち販売店舗数が最も多かったのはJAうきの12支所。処分手続き中は北海道の1JA。
 なお無登録農薬は殺菌剤のダイホルタン、殺虫剤のプリクトラン、植物成長調整剤のナフサクなどで、すべて東南アジアなどからの輸入品。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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