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農政.農協ニュース

多彩な顔ぶれで 歓談にぎやかに
農協協会新年の集い (1/23)

 

 農業協同組合新聞を発行する(社)農協協会恒例の「2003農協協会新年の集い」は1月23日夕、東京・大手町のアーバンネット21で開き、JAグループのトップ層や衆参両院農水委員会の国会議員、学者、アグリビジネス各社代表ら多彩な顔ぶれ約140人が集まり、多忙な中で和やかな歓談のひとときを過ごした。
 農協協会の中川敞行会長が開会の辞を述べ、JA全中の塚田和夫常務、JA全農の岡阿彌靖正専務、JA共済連の前田千尋理事長、農林中金の増田陸奥夫専務、家の光協会の柳楽節雄常務が来賓あいさつで、今年は第23回JA全国大会の年であり、改革を加速する大事な年であることなどの課題を強調。本紙への期待なども語った。
 
 次いで威勢良く四斗樽の鏡割りをし、東京農工大の梶井功・名誉教授が音頭をとって香り高い新酒で乾杯した。
 協会と本紙が共催する農協人文化賞の受賞者は全国に数多いが、中には新幹線で参加したJA組合長もいるなど今年の参加者は昨年よりも増えて、大いに盛り上がった。
 余興では「琉球・八重山舞踊木曜会」(代表・いりさわ紀さん)の歌と踊りがあり、三線(さんしん・蛇皮線)の調べに乗って参加者は沖縄情緒を満喫。また手品などもあった。
 中締めでは農協人文化賞受賞者で92歳の谷碧・農協愛友会元会長が協同組合の理念を強調。「JA全国大会では一丸となって日本農業再建の決意を具体的に(運動方針で)打ち出すことが大事」と檄をとばした。 同氏は戦前の産業組合学校第4期卒業生。戦後、農村への精密工業導入を原点にリズム時計工業(株)を東証1部上場会社に発展させ、また農協界にも貢献した。



農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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