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農政.農協ニュース

農流研がトレーサビリティ・システム
普及でセミナー (2/24)

 食品のトレーサビリティ(生産と流通の履歴追跡)システムの普及をはかるセミナーを(社)農協流通研究所が3月11日、東京・一橋の日本教育会館で開く。テーマは「農場から食卓までを結ぶ食の安全安心システム構築に向けて」。
 農水省が今年度に実施した補助事業「安全・安心情報提供高度化事業」の成果と、実証団体のモデル的なシステム開発・実証試験の報告などがあり、食品産業、生産者、消費者などの情報と意見を交換する。
 「食品トレーサビリティガイドラインの策定について」新山陽子京都大学大学院農学研究科教授の講演に次いで、実証試験では▽果汁飲料▽加工食品▽養殖カキ▽コメ▽鶏肉などについて7氏が報告。
 続いて梅沢昌太郎日本大学商学部教授をコーディネーターに意見交換する。パネラーは消団連、JA全中の担当者など6氏。
 参加費無料。問い合わせは農協流通研究所 TEL03-3291-9953。(2003.2.24)


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