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農政.農協ニュース

農業経営へのインターネット利用
−4割の農家が意向示す− (2/20)

 農水省は2月20日、「農林漁家のパソコン・インターネットの利用等に関する意向調査」を公表した。
 それによると農業経営へのパソコンの利用は「すでに利用している」が10.2%で「今後、利用したい」が35.2%。利用したい内容では「簿記・青色申告等経営管理」が61.4%ともっとも高く、ついで「栽培・飼育等生産管理」49.5%、「市況・気象等の情報管理」45.5%、「顧客管理等の販売事務」23.8%だった。
 また、農業経営へのインターネット利用は「すでに利用している」が17.7%で「今後、利用したい」が26.3%だった。利用したい内容は「栽培技術等の生産管理情報の収集」61.5%ともっとも高く、ついで「市況・気象等の情報収集」49.5%、「産直、農業紹介、消費者との交流」38.9%、「出荷予約、農業資材等の情報収集」35.8%だった。
 また、携帯電話の利用意向は6割、携帯電話でのインターネット利用意向は4割だった。調査は2万戸を対象に行われ有効回答数は4194(21.0%)。(2003.3.4)


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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