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「八女茶」表示違反で全農が職員18人処分 (2/28)

 JA全農は「八女茶」の表示違反で福岡県本部の林藤記蔵本部長を出勤停止10日・解任・降格とするなど関係職員13人の処分を2月28日発表。農水省に報告した。また全国本部でも参事1人が管理責任を問われて出勤停止5日となったほか関係職員4人が出勤停止2〜1日の処分を受けた。
 福岡県本部長解任にともなう後任には九州協同食肉(株)専務(出向中)の永田訓祥氏(56)を全農理事会で任命。同日付けで就任した。
 同県本部職員の処分は副本部長2人のうち1人は、コンプライアンス担当であり、前職が茶の担当部長だったため懲戒休職60日・副本部長解任・降格と重く、あと1人は出勤停止10日・副本部長解任・降格で、正副本部長3人は総務部づけとなった。
 ほかに県本部の関係職員10人が懲戒休職60日・解任などの処分を受けた。
 この問題については農水省が1月16日、全農に業務改善命令を出し、3月14日までの報告を求めている。
 全農役員は1月17日、出利葉史郎副会長が引責辞任、木下順一会長や田林聰理事長ら16人も減給処分となっている。(2003.3.4)


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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