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新会長に佐藤晴登氏−家の光協会 (3/25)

理事互選会後に記者会見する佐藤新会長(右)、左は岡山副会長。
理事互選会後に記者会見する佐藤新会長(右)、左は岡山副会長。

 家の光協会は、3月25日、臨時総会後に理事互選会を開き、新会長に佐藤晴登家の光協会会長代行(山形県農協中央会会長)を選任した。また、副会長には岡山義弘大阪府農協中央会会長が選任されたほか、山本昌之専務、小橋三久常務、柳楽節雄常務の再任も決めた。なお、理事の任期は2年。
 佐藤新会長は、記者会見で「教育文化活動は土づくりのようなもの。重要性を痛感している」と語り、今後、『家の光』などの普及については、農業者以外も含め「農村に住んでいる人ための本」を意識して事業に取り組みたいと強調した。
 佐藤会長は昭和11年生まれ。平成12年に家の光協会理事に選任され、14年副会長、15年2月から高田会長の死去にともない会長代行を務めていた。
 
◆広域JAで普及率20%以上の達成をめざす
15年事業計画や理事・監事の改選などを承認した臨時総会。3月25日、家の光会館。
15年事業計画や理事・監事の改選などを承認した臨時総会。3月25日、家の光会館。
 臨時総会では、15年度の事業計画と予算などが承認された。
 家の光協会は、13年度から「21世紀第一次家の光事業中期計画」に取り組んでおり、15年度はその仕上げの年となる。
 事業計画では重点方針として(1)家の光事業の役割についてのJAトップを含めた役職員への理解促進活動の強化、(2)組合員、女性組織、JA、地域の元気づくりを促進するための『家の光』、『地上』などの内容の充実、(3)「JAへの結集力を高める『家の光』100万部愛読者ネットワーク」(仮称)づくりのため、全広域JAで普及率20%以上をめざす運動の展開、(4)『地上』『ちゃぐりん』『やさい畑』などについて広域JAでの目標を設定して普及拡大などをあげている。
 また、14年度に引き続き組合員、JA、地域の元気づくりを応援する「元気キャンペーン」を強力に展開、とくに15年度は「JAと組合員、地域住民との結びつきを強める活動」「食と農の安全・信頼を築く活動」を重点として積極的な提案を行うことにしている。  (2003.3.28)



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