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水田への作付野菜も増える コメの生産調整は5年連続目標達成 (8/26)

 15年産米の生産調整は7月末現在で100.1%の実施率となり、5年連続の目標達成が見込まれると農水省が8月26日発表した。生産調整の対象水田面積は前年より5万ha多い101万8000ha。これに対し実施面積は102万ha。実施率は北海道が102%だが、都府県は99.9%で、うち14府県は未達成。
 過去の改廃面積4万haを含めた実施面積は106万2000haにのぼる。
  水田でコメ以外のものを本格的に作ることを目ざす水田農業経営確立対策への取り組み状況は、穀物や野菜などの作付が前年より3万ha(5%)増えて62万haとなり、調整面積全体の約6割を占めた。同対策は15年度が最終年度。
 あとの4割は調整水田5%、自己保全管理6%、果樹園に転換したなどの実績算入26%その他。
 コメ以外の作付品目は麦と大豆が7000haずつ、飼料作物が6000ha、野菜が5000haと、それぞれ増え、4作物で全体の約8割を占めた。野菜以外の特例作物と果樹はともに1000haずつ増えた。
 なお、とも補償事業の対象水田面積は75万ha、うち加入申請面積は64万9000haで加入率87%。

水田作付の内訳

(2003.8.29)

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