農政ニュース／ＪＡＣＯＭ

　(社)日本冷凍食品協会は4月10日、14年(1月～12月)の冷凍食品の生産高、消費高を発表した。
　生産量は148万5300トンで前年比98.5%、生産金額(工場出荷額)は7050億円で前年比95.9%。生産量が前年実績を下回ったのは、昭和33年の調査開始以来、平成12年に次いで2度目。金額は3年連続の減少。
　国内生産量に冷凍野菜輸入数量717万トンを加えた「消費量」を総人口で割った一人あたり消費量は17.28キログラムで前年比96.3%となった。
　品目別で生産数量が増加したのは、水産物(0.7%)、農産物(8.0%)。減少したのは、畜産物(0.8%減)、調理食品(1.4%減)、菓子類(17.6%減)となった。　（２００３．４．２３）