農政ニュース／ＪＡＣＯＭ

　日本生活協同組合連合会（本部；東京都渋谷区）では、６月１２日・１３日の両日、東京・港区のホテルパシフィック東京において第５３回通常総会を開催、総会終了後の２００３年度第１回理事会において、次の通り新役員体制を決定した。
　○会長　　　　小倉　修悟（新任）
　○副会長　　　山下　俊史（新任）
　○専務理事　　伊藤　敏雄（再任）
　○専務理事　　品川　尚志（再任）
　○常務理事　　片桐　純平（再任）
　○常務理事　　松村　喬　（再任）
　○常務理事　　藤岡　武義（再任）
　○常務理事　　田中　哲男（再任）
　○常務理事　　伊藤　良彦（新任）
　○常務理事　　島岡　勤　（新任）
　以上、敬称略。なお、前会長の竹本　成徳；氏は名誉顧問に就任する。

◎新会長略歴
・氏　　名	小倉　修悟
・生年月日	昭和１８年９月２３日生まれ
・出身地	岡山県
・最終学歴	昭和４４年　岡山大学法文学部卒
・主要職歴	昭和４４年３月灘神戸生協入所、平成９年６月コープこうべ専務理事就任、１１年６月コープこうべ組合長理事就任、日本生協連理事就任、１２年５月兵庫県生協連会長理事就任、１５年６月日本生協連会長就任。

　小倉会長は就任の挨拶で「福祉や環境運動にも地道な努力をしてきたこともあり、生協の社会的な価値、位置づけも認知されてきている。事業では、お互いに責任を取れあえるような統合も考え、力をつけていきたい。日本生協連は、全国の生協をリードしていく指導力を発揮したい」と述べた。
　また竹本名誉顧問は「５期１０年にわたり日本生協連の会長を務めてきた。阪神淡路大震災は全国の生協からの支援もあり、まさに協同と連帯を実感させた出来事だった。生協の社会的役割の確立と経営の構造改善がこの１０年来の課題だった。皆さんのこれまでの支援・協力に感謝したい」と退任挨拶を締めくくった。　（２００３．６．１７）