農政ニュース／ＪＡＣＯＭ

　JA共済連は12月8日、15年度上半期に発生したおもな自然災害への支払い状況を公表した。
　7月26日に発生した宮城県北部地震での被害報告棟数は1万545棟で支払い件数は1万4703件、支払共済金額は187億671万円となった。これは平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災の支払い共済金1188億円についで平成元年以降、過去2番めの額。
　5月26日に発生した三陸南地震被害には約1万2000件、支払額63億4200万円でこれは過去5番めの額。また、9月26日に発生した十勝沖地震被害には887件、支払額26億7000万円でこれは過去6番めの額となった。
　そのほか、8月6日から10日にかけて発生した台風10号被害に対しては12億6000万円、7月18日から22日にかけて発生した集中豪雨被害に対しては18億5000万円の支払い額となっている。　

（２００３．１２．１７）