農政ニュース／ＪＡＣＯＭ

　ＪＡ全中は、10月10日に開く第23回ＪＡ全国大会の前後に大会決議実践に向けた交流集会や記念シンポジウムなど数々のイベントを催す。その要領案を８月28日に次の通り決めた。

　【決議実践交流集会】10月９日（木）13時30分から２会場に分かれて開く。
　第１会場は「ＪＡ改革推進実践集会」で会場は東京都港区虎ノ門の「虎ノ門パストラル」。分科会は▽消費者接近のための販売事業の改革▽生産者に実感される生産資材価格の引き下げ▽生活関連事業の見直しと事業方式の確立▽経済事業改革を確実に実践するための仕組みなど８つ。参加者はＪＡと連合組織の代表者など。定員は50人ずつで計約４００人。
　第２会場は「地域農業振興実践集会」で会場は同新宿区戸塚町の「リーガロイヤルホテル東京」。分科会は３つで「安全・安心な農産物の提供」と「マーケティングに基づく地域農業の活性化」が１５０人ずつ。また「コメ改革戦略の実践による水田農業の構造改革とコメ事業改革」の分科会は１００人ずつの３分散会で議論。第２会場は５室で合計６００人を予定。
　
　【記念シンポジウム】10月10日15時から同渋谷区神南のＮＨＫホールで開く。テーマは「農の価値、農の力～新時代の日本農業をどう築くか～」。出演者は東大名誉教授の木村尚三郎氏と今村奈良臣氏、作家の村山由佳氏、ＪＡ北信州みゆき組合長の石田正人氏。ＮＨＫテレビで後日放送の予定。一般参加を呼びかけて３０００人規模とする。
　
　【記念コンサート】シンポジウム終了後の10日16時50分からＮＨＫホール。出演は森山良子さん。新しいＪＡイメージソング「ＷＩＳＨ（願い）」の紹介もある。やはり３０００人規模を予定。
　なおＪＡ全国大会は10日（金）13時から14時45分まで、ＮＨＫホールで。総出席者数は約３０００人の予定。　（２００３．８．２９）