農政ニュース／ＪＡＣＯＭ

　農水省は昨年に引き続き、ＮＰＯや消費者団体などからの新しい視点や発想に立った米消費拡大の取り組みを募集している。このうち米の消費拡大効果が期待できるものを「ごはん食推進活動支援事業」として補助金の交付を行う。
　応募期間は5月24日（月）まで。有識者など第三者からなる外部評価委員会の審査を経て6月中に採否を決める。
　同事業は、消費者ニーズの多様化が一層進んでいることから、国が行っている米を中心とした日本型食生活の普及、啓発活動に加えて、新たな視点や発想での米消費拡大の取り組みが求められていることから始まった。
　要件には、応募する団体などが自ら行う独自の取り組みで、参加者全員にアンケートなどを行って事業効果が客観的に検証できることなどがある。審査にあたっては、(1)斬新でオリジナリティーがあるか、(2)事業の効果が期待できるか、(3)応募した事業を的確に実施できるか、(4)話題性がありごはん食推進への波及効果があるか、の視点で評価される。詳しくは、農水省総合食料局食糧部消費流通課流通加工対策室へ。　（２００４．５．１０）