農政ニュース／ＪＡＣＯＭ

　大阪で12年間、親しまれてきたＪＡ全中の「お米ギャラリー心斎橋」がミナミからキタに移転。６月19日から「お米ギャラリー梅田」として御目見得する。新館は北阪急ビルの１、２階に陣取り、おコメとご飯食に関する情報発信機能をいっそう拡充。内外装も一新して「より魅力的な施設にした」という。館内は３つのゾーンからなる。
　ワークショップゾーンは大型映像モニターをはじめレシピカードやリーフレットなどで多彩な情報を提供し、また食生活の相談に応じたり、コメとその加工品の販売をするスペースだ。健康や美容の分野にも及ぶ書籍を取りそろえたライブラリー機能と、新感覚のダイニング用品などを展示する機能も強化した。
　イベント＆企画展示ゾーンは、料理教室に水道・排気施設を特設して機能を充実した。産地米フェアや各種のセミナーなどを行う多目的スペースだ。
　ごはん亭ゾーンは、各産地の銘柄米と具にこだわったおにぎりを提供する。定番品から、話題に富んだオリジナルおにぎりまで数多くラインナップする。厨房は街路から見えるオープンキッチンスタイルとした。座席数は22。
　オープニングセレモニーは19日10時半から同館。各産地のお米娘も参列する。　所在地は大阪市北区芝田１の４の８。阪急梅田駅から２分、ＪＡ大阪駅と地下鉄梅田駅からは５分。
　なお「お米ギヤラリー」は東京２ヵ所、福岡１ヵ所と合わせて計４ヵ所。五月末までの入場者数は総累計で2072万278人。心斎橋は４月から休業中。　（２００４．６．１４）