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第22回全農酪農経営体験発表会
最優秀賞に高橋文雄氏 (7/9)


最優秀賞の表彰式
最優秀賞の表彰式
 酪農の経営内容や経営技術等の成果を広く関係者に紹介し、酪農経営の安定・発展に寄与することを目的に、第22回全農酪農経営体験発表会が7月9日、東京都千代田区大手町のJAホールで開催された。
 全国のJA、県連から推薦された6組の発表者は、それぞれの経営体験を写真やグラフなどを使ってわかり易く説明し、最優秀賞に「自給粗飼料を基礎とした低コストによる高収益酪農経営」と題して発表した、北海道の農事組合法人高橋牧場代表高橋文雄氏が選ばれた。また、他の5組は優秀賞に選ばれた。
 6組の発表の後、アトラクションとして三遊亭好楽さんの落語があり、その後審査委員長の堀尾房造氏((学校法人)福原学園常務理事)から結果の発表と講評があった。
受賞の喜びの挨拶をする高橋氏
受賞の喜びの挨拶をする高橋氏
 講評で同委員長は高橋文雄氏の最優秀賞受賞の理由として(1)15年以上前から集約放牧(約40ヘクタール)を行っている、(2)自給飼料の生産でトラクター利用組合(9戸)を組織し、協同作業を行っている、(3)草地の更新は7年を原則に行っており、マルチ栽培を取り入れている、(4)規模拡大の計画が堅実で、遊休施設もほとんどない、などの点を上げ、技術面でも高い水準を維持していることを強調した。
 また、経営面では、中心的役割を果たしているは高橋文雄氏などに月73万円、その他役割に応じて同38万円、同26万円、同17万円を給与で、その他ボーナスとして年2.5〜3ヶ月分を支払っていること。実働時間についても、男性が約8時間、女性が約4時間となっており、給与や労働時間を考慮し、総合的に判断すると低コスト生産とはいえないが、生産と生活のバランスが良いことも、注目に価すると述べた。
 最優秀賞として高橋文雄氏に、農林水産大臣賞、農畜産業振興機構理事長賞、全農会長賞がそれぞれ送られた。優秀賞5組には、農林水産省生産局長賞、農畜産業振興機構理事長賞、全農会長賞がそれぞれ送られた。優秀賞の5組は以下の通り。
「モデル的な酪農経営へのチャレンジ」 宮崎県 菓子野清彦
「父から受け継いだ酪農をより強固に維持継続」 徳島県 篠原章
「地域に根ざした酪農経営の展開」 富山県 遠藤寿弥雄
「“夢”実現への第一歩」-ET妊娠牛を活用した規模拡大 岩手県 鈴木恒雄-
「人生楽しみながらの酪農を目指して-念願の糞尿処理体系-」 岡山県 (有)まつだ牧場・松田渉
(2004.7.12)


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