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農政.農協ニュース

「厚木から川崎へ」システム開発部門を移転　ＪＡ共済連　（７／１６）

川崎センターの外観 　ＪＡ共済連（前田千尋理事長）は、情報システムの開発およびシステムサービスの提供・サポートなどの機能を、現在の厚木センターから新設の「川崎センター」へ移転し、７月20日から業務を開始する。また、今回の移転を機に、点在しているシステム開発拠点を順次、川崎センターに集約化し、事業の効率的運営をめざす。 　厚木センターは、昭和44年に電算センターとして建設されたが、平成７年、石岡センターの建設に伴い業務が移管されたため、現在はシステム開発部門の事務所として運用されているが、狭隘化が著しく、業務委託を含めて約１２００名のシステム開発要員は、厚木・新宿・平河町近隣の３ヶ所に分散配置されている状況にある。 　さらに、16年度以降、共済契約事務システム基盤の整備など新規業務への対応のために４００人強の要員増が見込まれており、これらの要員を収容するスペースがなく、新たな事務所の確保が急がれていた。また、厚木センターは施設の老朽化が進んでおり、継続して使用するためには多額の追加投資が必要になることや全国本部（東京都千代田区平河町）との交通の便が悪いなど多くの課題があった。 オフィスからは多摩川の流れが眺望できる 　そのため、15年11月の経営管理委員会で、こうした課題を解決するために代替事務所を確保し、システム開発要員を１ヶ所に集約化することが決められた。 　なお、現在、厚木センターに併設されている農協共済研修所と自動車研修センターは、18年４月に、現在、建設中の「幕張総合研修センター（仮称）」に移転することになっている。 　これで、共済事業の歴史に多くの事跡を刻み、長い間、ＪＡ共済事業に携わる多くの人たちに親しまれてきた「厚木センター」はその歴史的な使命を終え、新たな歴史を川崎センターに託すことになる。 　 　川崎センターの所在地および規模は以下の通り。 　所在地：神奈川県川崎市幸区堀川町６６−２（興和川崎西口ビル） 　規模：12フロア・約５２７７坪 　（２００４．７．１６）

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