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出荷減少続く予想 冬キャベツ・レタス (11/17)

 これから来年3月までが出荷最盛期となる冬キャベツと冬レタスの出荷量が前年産に比べて減少するとの予想を農水省が11月12日発表した。冬キャベツは前年産対比で収穫量が10%減、出荷量が8%減の36万1200トンと予想した。冬レタスは収穫量、出荷量とも17%減の予想で、出荷量は11万9500トン。
 原因は作付面積が冬キャベツ、冬レタスともに3%減少したため。労働力不足による作付減と、相次ぐ台風・長雨で定植できなかったことによる。
 台風と長雨で生育が抑えられ、病虫害も発生。キャベツは茨城、愛知、鹿児島などで10アール当たり予想収量が7%減。またレタスは兵庫などで冠水もあって14%減の予想。
 なお、この調査は季節区分ごとに全国出荷量の80%を占めるまでの上位都府県を対象にした。

(2004.11.17)


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