農業協同組合新聞 JACOM
   
アグリビジネス業界ニュース

東京分析センターがオープン
《(財)日本穀物検定協会》

挨拶する浜口会長
挨拶する浜口会長
 (財)日本穀物検定協会は4月1日、農水省深川倉庫隣に「東京分析センター(江東区塩浜1-2-1)」を、オープンした。
 協会は生産者や卸業者からの委託で、穀物の保管管理等に関する研究開発や、残留農薬、カビ毒、重金属などの理化学分析業務を行っている。今までは中央研究所(千葉県市川市)を中心にそれら業務を進めてきたが、最近の“食”に対する安全・安心への関心の高まりによる多様なニーズに対応し、業務の一層の充実を図る目的で、深川倉庫隣接地にセンター用地を取得し建設に向け準備を進めてきた。
 午前11時、玄関ロビーでオープンセレモニーが始まり浜口同協会会長、島田農水省消費流通課長、勝部東京分析センター長の3名がテープカットを行った。続いて浜口協会会長が、「今日、東京分析センターがオープンし、協会の新たな歴史が始まりました。食の安全・安心に対する関心の高まりは、我々にとって追い風です。センター完成を機に、研究開発および理化学分析業務がより一層充実し、多くの皆様の信頼を勝ち取っていきたいと思います」と挨拶し、センターオープンの意義を強調した。
 オープンセレモニーに続き、関係者にセンター内が披露された。内部は一部機器が入っていないところもあったが、研究開発、理化学分析業務を行うに十分な設備がそろっており、今後の業務に期待がかかる。
テープカット(左から)浜口会長、島田課長、勝部センター長 最新設備を揃えた研究室
テープカット(左から)
浜口会長、島田課長、勝部センター長
最新設備を揃えた研究室

(2005.4.4)



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