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アグリビジネス業界ニュース

トーヨーライスセンター関東工場ISO14001認証取得
《東洋精米機製作所》

トーヨーライスセンター関東工場外観
トーヨーライスセンター関東工場外観


 (株)東洋精米機製作所(本社:和歌山市、雑賀慶二社長)は、このほど埼玉県坂戸市のトーヨーライスセンター関東工場が、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、登録されたことを明らかにした。
 同社は、BG無洗米の普及により、米のとぎ汁を原因とする水質汚染の防止を中心に、さまざまな形で環境浄化に取り組んでいる。その一環として1991年に、米穀業界及び精米機器業界では第1号となるISO14001の認証を、和歌山本社及び工場、トーヨー食品において取得している。
 認証の登録範囲も「無洗米の加工及び精米機械の製造に係わる事業活動」で、まさにBG無洗米を普及させるという事業活動が、そのままISO14001が目指す環境保全活動に直結している。
 米のとぎ汁汚染の防止とBG無洗米の副産物「米の精」による循環型農業を中心とした取り組みは、既に大きな成果を挙げており、さらに拡大している。
 トーヨーライスセンター関東工場は、世界最大級のBG無洗米工場として、2002年9月に竣工。普及拡大を続けるBG無洗米の生産拠点として操業を続けてきた。
 昨年度は、約25000トンに及ぶBG無洗米を生産しており、米のとぎ汁流出防止により削減された汚染物質は、ヘドロ原料が約2500トン、チッソ約23トン、リン約16トンに及び、環境汚染防止に大きな役割を果たしていることから、かねてよりISO14001の認証取得に向けた準備が進められていた。 
 そしてこの度、登録審査機関である日本検査キューエイ株式会社(略称:JICQA)の審査を受け、認証を取得、新たなサイトとして登録されたものだ。

(2005.7.6)



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